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道南農業試験場

軟腐病

軟腐病
病原菌 Erwinia carotovora subsp. carotovora
病徴 主に定植年の養成株で発生する。葉が軟化・腐敗するが,株全体が枯死に至ることはない。

典型的な軟腐病

激しい発病
発生時期 8月
発生好適環境 高温・多雨
診断方法 他の細菌病と同様に罹病組織の顕微鏡観察により菌泥を確認できる。しかし,軟腐病以外の要因で腐敗しても細菌感染が起こることがあることから,病徴観察および軟腐病特有の悪臭も考慮して診断することが重要である。

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